ハットリ裁判 2002年11月10日地方裁判所 法廷 ▽
僕：くらえ！！
つきつける：
ハットリくん 表情集？
僕：これをご覧ください！
弁護人：なんだこれは？
サイバンチョ:ハットリくんの表情集のように見えますが・・・
僕：（首を振る）
いいえ。これは巧妙に作られた"おめん"なのです。
弁護人：どういうことだ？
僕：そもそも彼はひとりの人間として、
いつも表情が微動だにしていない！！
はじめて彼を見たときから、疑問には思っていました。
それが、この証拠品によって確信に変わったのです！！！
弁護人：・・・・まさか・・・・！！！！
僕：そう・・・
のぞきをしていたハットリくんと
忍者怪獣ジッポウの巻☆のハットリくんは、
同じ仮面を付けた別人物だったのだっっ！！！！
ざわ・・・ざわ・・・
（確かに、ちょっとやばかったよな。顔）
（それなら体格が違うのもわかるわ・・・）
弁護人：異議あり！！
証拠があるのかっ！
僕：証拠ならあるさ。
これを見ていただこう。
中央下部、
色のこいプラスチックで
かすかに外が見える・・・・？
そんな目玉がどこにあるっ！！
弁護人：！！！！！
そもそもこれはどうだ？
見ろ、
右目が外れかかっているっ！！！
弁護人：プ、プラスチックと眼球の水晶体は成分的に酷似している！！
よって誤った記述があったとしても不思議ではない！！
僕：・・・そこまで言うなら
お前自身の提出した証拠で決めてやる！！
くらえ！！
サイバンチョ:これのいったいどこが・・・
僕：この写真自体に問題はありません。
しかし、以前提出したこの写真、
逆さになったこんなのがいたら？？
(座ってるーー！！！！！！)
これと比較してみたとき、
これは誰が見ても別人物だ！！！！
弁護人：い、い、異議あり！！
相手はハットリくんだぞ・・・！！！
藤子不二雄（A）先生の作品なんだぞ・・・！！！
幼い子供たちの夢が一杯詰まっているんだぞ・・・！！！
夢を壊しては・・・いけないんだぞ！！！！
法廷：・・・・・・・・・。
次回：最終回
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